1.学童保育とは?~学童保育の役割~
(1)学童保育の目的及び役割
学童保育は、小学校及び盲・ろう・養護学校に就学している児童の保護者が労働等により昼間家庭にいない場合に、授業の終了した放課後、及び春・夏・冬休み・土曜日などの学校休業日、学童保育において家庭に代わる生活の場を確保し、適切な遊びや指導を行うことにより、その児童の健全な育成を図ることを目的とするとともに、仕事と子育ての両立支援を図る施設です
(2)学童保育の法的根拠
●児童福祉法の中で、1997年に「放課後児童健全育成事業」として位置づけられています(1998年施行)。
第6条の3第2項(平成24年改正後)
この法律で、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。
●社会福祉法の中では、「第二種社会福祉事業」に位置づけられています。
2.私たちのめざす学童保育
保育方針【思いやりを育む】【自分で考え行動できる力を育む】
家庭的な雰囲気の中で、児童の自主性、主体性を重んじ、自由でのびのびした保育を行います。
●一人ひとりが大切にされ、楽しく過ごせる学童保育
●異年齢の中で、豊かな生活体験を通して生きた知識を身につける
●生命を大切にし、健康な心と体を育てる。
●保護者どうしが手をつなぎ、支援員と共に子どもたちを育てていく『共同の子育て』
●地域に信頼され必要とされる学童保育
保育内容
児童は、支援員のはたらきかけや援助のもと、毎日の生活の中で様々な体験を通して成長・発達していきます。そのために、1人ひとりが大切にされ、仲間や支援員と楽しく遊び・生活できるよう環境づくりを行います。又、学童外の体験活動も積極的に取り入れ児童の「自分で考える力」「生きる力」をはぐくむ支援をしています。
<<保育方針・内容を実施するにあたりお願い>>
※学校に初めて通う1年生は初めてのことが多いので出来るだけ低学年のうちは習い事や部活は、入らないようにお願いします。
※宿題に関して
子ども達の居場所作り、遊びを通しての仲間作りのため、基本的に宿題を強制していません。ただ、習慣づけの大切さを考え1~3年生は学童でやる事としています。また、月~木はすべて終わらせる。金曜日は半分でもOKとしています。登所後、宿題の声かけは行いますが、学童で終わらない場合もありますので、ご家庭では保護者の方が必ず確認を行っていただきますようお願いします。4~6年生は家庭でやっても構いません。
※活動に関して
各行事は児童の発達を考え計画をしています。選ばずすべての行事に参加させていただくようお願いいたします。
3.学童クラブの運営
つはっ子学童クラブ、つはっ子学童クラブⅡ(セカンド)は、一般社団法人G.Y.U.T.が運営しています。
学童クラブの運営費は、中城村からの補助金と預ける保護者の利用料で成り立っています。
また、学童クラブ入所と同時に保護者の皆さんは保護者会へ入会となります。保護者会役員を毎年選出し、保護者を代表して学童クラブ職員と年に数回情報交換を行っています。
保護者会役員中心に保護者会活動の企画を行っています。(詳細は保護者会会則を参照ください)
4.対象児童
津覇小学校に就学している児童(盲、聾、養護学校も含む)でいずれかに該当する場合。
① 保護者の労働などにより、昼間の時間に常時家庭が留守で、児童の保育ができない場合
② 保護者が疾病などにより、児童の保育ができない場合
③ 保護者が家庭にいる病人などの看護にあたるため、児童の保育ができない場合
④ その他の理由により、保護者が児童の保育ができない場合
5.開所日、開所(保育)時間
●平 日 ・・・放課後から午後7時00分まで
●土曜日 ・・・午前8時から午後5時00分まで
●長期休暇(夏休み等)、休校日(行事の振替休日)・・・午前8時から午後6時30分まで
※土曜日、長期休暇などで、仕事の都合によりどうしても8時より前の受け入れの必要がある場合は事前に支援員にご相談ください。
※開所時間より前の受入れ(30分/500円)、閉所時間より後の受入れ(30分/500円:(中城村内学童統一料金))を申し受けます。
6.休所日
① 日曜日
② 祝祭日
③ 慰霊の日(6/23:R6年度から休所)
④ 旧盆(ウークイのみ)
⑤ 年末年始(12月29日から1月3日まで)
⑥ 災害、感染症等による学校の臨時休校
※災害、感染症等による学年、学級閉鎖時も休所となる場合があります。
⑦ 上記以外に、事業者が閉所と定めた日。
⑧ 上記以外に、中城村教育委員会及び中城村こども課等により閉所(半日程度も含む)の要請があった場合。
***台風時の対応について***
<学校登校日の場合の対応>
教育委員会、津覇小学校の取り決めに準ずるものとします。
① 学校の登校前にすでに暴風圏内にあって、暴風警報が発令され学校が休校になった場合、学童クラブは休所となります。
② 登校後、暴風警報が発令され学校が休校になった場合、学童クラブは休所となります。児童は学校でお迎えを待ちます。
③ 登校後暴風警報が発令され、すぐに解除され学校が休校にならなかった場合は、通常通り開所します。給食が無い場合は、午前中授業になるため弁当(急なケイタリングの対応は出来ません)が必要です。給食がある場合は弁当無しで通常通りの開所です。
② 午後12時以降に警報が解除となった場合は、休校となる為学童クラブは休所となります。
③ 登所後に警報が発令され下校する場合は、児童は学童クラブで保護者のお迎えを待ちます。
<学校休校日の場合の対応>
学校休校日(長期休暇期間含む)、暴風警報が発令された場合は休所とします。ただし解除になった場合は以下の通りとします。
① 開所時刻2時間前(午前6時)までに暴風警報が解除された場合、通常通り8時から開所します。
② 開所時刻2時間前(午前6時)から午前10時までに暴風警報が解除された場合、暴風警報解除後2時間を経てから開所とします。その際の昼食はブログ、ライン、メール等で連絡しますので確認して下さい。
③ 午前10時から12時に暴風警報が解除の場合、昼食をとって午後1時40分から開所します。
④ 12時以降に暴風警報が解除された場合、引き続き休所とします。
※また、上記取り決めに関係なく台風後の状況によっては休所になる場合もありますので、決定次第メール、ラインでお知らせします。電話による一斉の問い合わせがあると緊急時の連絡が出来なくなるため出来る限り控えて下さい。
7.児童の登降所
●原則として、保護者の方に学童入口までお迎えをお願いしています。
●お迎えが出来ない場合は、入所当初はなるべくお迎えをしていただき、その後は
次の事項を守ってください。
①登降所の順路をきちんと決め、毎日同じ順路を守らせてください。
②降所時間は、保護者の帰宅時間及び集団生活を考え併せて、一定の時間をお知らせください。
●1日保育・長期休暇(夏休み等)は、8時50分までに登所させてください。9時からこどもミーティングで出席確認を行っています。欠席、遅刻等の場合は「8」の通り必ず保護者からの事前連絡が必要です。
※お迎えが閉所時間を超える場合は、必ずご連絡ください。
8.各種連絡
●欠席、遅刻、早退に関して
1保護者から、必ず前日までに電話、Line 等でお知らせください。
2やむを得ない場合または緊急時には、当日直接学童クラブまで電話で連絡してください。
3子どもの口頭での連絡は安全確保の観点より認めておりません。必ず保護者からの連絡をお願いします。
4全児童の出席確認が取れるまで、支援員はその連絡にかかりきりになる為、そのほか児童の活動にも支障がでる場合がありますので保護者の皆様のご協力をお願いします。
5子どもの健康状態及び短縮授業等についても電話、Line、メール等でお知らせください(学校から学童に連絡は入りません)
6連絡ノートでのやり取り希望の方は学童クラブにて準備しますのでお申し出ください。
7担任の先生には、学童クラブに入所していることを必ず連絡してください。
8学童の急なお出かけの連絡事項や、役場からの情報共有、保護者会のアンケート等日頃からLineグループで情報共有していますので参加をお願いします。また、緊急時の一斉連絡のため、学童Gmailが受信できるメールアドレスのご連絡もよろしくお願いいたします。緊急時の使用もあるためLineかMailどちらか1つは必ず登録してください。
9学童クラブではこのブログでも台風時などの連絡をしていますので、トップページから「読者登録」をしてご確認ください。
【学童mail登録】「tuhakko.gakudouclub.0716@gmail.com」
(携帯キャリアのメールアドレスは不達が多いので以下の学童メール(体育館・セカンド共通)の指定受信をしていただくか、PCメール・Webメールで登録をお願いします)
【Line登録】それぞれの在籍学童への友だち登録のあと、本人確認できましたら、グループ連絡用ラインへ招待いたします。(アルバムに写真等個人情報が含まれる為了解いただいた方のみ公開しています、退所後は速やかにご退室下さい)
9.持ってくるもの
●手ふきハンカチ・タオル(1枚)・・・・・毎日持参してください。
●水筒・・・・・・・・毎日持参してください。(感染症予防の為現在コップを使用していません)
●着替え用の衣類・・・・・・・ 服(上下)、下着、靴下など一式を袋に入れロッカーに常時保管してください。
●ティッシュ2箱、ぞうきん1枚・・・・ティッシュ1箱とぞうきん1枚は入所初日に持参してください。(保管場所の都合上ティッシュあと1箱は、残数を見て声掛けしますのでその時持参をお願いします)
※どんな小さな持ち物にも、名前を消えないようにつけてください。名前のない忘れ物は、3ヶ月に1回処分いたします。
10.お弁当・おやつ
●長期休暇等の際は、ケイタリングサービス(1食350円 ※R6年度参考金額。)の利用をするか、お弁当持参になります。
●ケイタリング注文方法について追加、キャンセルの変更は前日12時まで。当日の変更はできません。
●児童が現金を持参し、パンなどを買いに行くこと等は禁止しています。
●学童クラブでは、水筒への追加用に飲料水を用意いたします。
●おやつは学童クラブで用意します
11.各種届出
●家庭に転居、勤務先変更等の移動がありましたら、速やかに学童クラブに届出てください。
●1ヶ月単位で学童クラブを休む場合は、「休所届」を休む月の15日前までに提出してください。ただし2ヶ月以上の休所の場合は、2ヶ月目以降は利用料が発生します。
●学童クラブをやめる場合は、「退所届」をやめる15日前までに提出してください。*休所届・退所届の用紙は、学童クラブにあります。
12.個人面談について
全児童対象に入所してから半年位の間に5~15分程度の面談を保護者と行う場合もあります。
特に配慮を必要とする児童については、入所前に面談を行います
13.入所料、利用料等
(1)入所料
児童1人あたり、1回限り5,000円を入所時に納入していただきます。
(2)利用料(毎月徴収)
小学1~3年生
小学4~6年生
保育料
5,000円
3,500円
おやつ代
1,100円
1,100円
子供活動費
600円
600円
高学年費
0円
500円
保護者会活動費
300円
300円
運営補填費
1,000円
1,000円
運営費
3,000円
3,000円
合計
11,000円
10,000円
●月の途中で入所の場合は日割りとなります。(退所の場合は適用しません。)
●利用料の納入は、口座振替になります。(毎月13日引き落とし)振替手数料110円は利用者負担になります。
●残高不足等で引落が出来なかった場合は翌月、2か月分まとめて引落になります。
●口座登録前の振込の場合は、指定口座へ当月10日までにお願い致します。
●1年間利用料を滞納しますと、運営規程により退所していただく場合があります。
●兄弟姉妹2名以上で学童利用の場合は兄弟割引が3,000円あります。
●行事、イベントの際は活動の都度必要額を別途徴収させていただきます。
●つはっ子Tシャツをお出かけの時の安全管理のためとスポーツ大会の時のユニフォームとして使いますので全員購入していただいています(1,700円税込)
(3)長期休暇等割増保育料
小学1~6年生共通
春休み長期休暇等割増(4月)1,000円
夏休み長期休暇等割増(7月)1,500円
夏休み長期休暇等割増(8月)3,500円
冬休み長期休暇等割増(12月)500円
冬休み長期休暇等割増(1月)500円
春休み長期休暇等割増(3月)1,000円
(4)昼食代
長期休暇時等、ケイタリングサービス利用者のみ徴収(例:R6年度実績 比嘉弁当 税込350円)
(5)その他
長期休暇等の活動費が予算の範囲を超える場合は、別途徴収もあります。
14.傷害保険・損害保険
【傷害保険】入所された児童は、全員傷害保険に加入します。1年更新で学童の活動での怪我などに対して保障があります。年度初めに利用料とともに徴収いたします。(R6年度800円)また、日帰り、宿泊などのイベントの時はこれとは別に傷害保険にも加入いたします。
【損害保険】損害保険については、学校から案内される損害保険に各自加入をお願いします。加入されると、学童の物、学童外の物、友達の物を壊した場合保険適用になりますが、されない場合全額弁償になりますのでご注意ください。
15.病気・伝染性疾患について
① 保育中発熱した場合は(37.5度を目安に)保護者に連絡しお迎えをお願いしています。
② 伝染性疾患に罹患している疑いがある場合は、病院での受診をお願いします。
③ 病気により学校を休んでいる児童は、学童クラブでの保育はできません。
④ 伝染性疾患に罹患している児童は、医師の許可が出るまで登所はできません。
※学童クラブでは、投薬は原則いたしません。薬を持参し投薬の必要がある場合は必ず支援員に連絡して下さい。
⑤ 学年・学級閉鎖時は、該当学年・学級児童はお休みとなります。
16.その他
●お金や玩具などは、持たせないでください。
●宿題については、お子さんの学習を把握する側面からもご家庭で毎日確認してください。
●児童の体調について心配がある場合は、必ず支援員にお知らせください。
●自分の荷物は常に自分で持つ、学童ではそのように働きかけています。ご家庭でも自分の身の回りのことは自分でする習慣を日ごろからつけさせてください。出来ないと皆でお出かけの時等本人が困ります。
●障害児の受け入れ推進の為専門的知識等を有する支援員を配置いたしますので、療育手帳、身体障害者手帳、特別児童扶養手当証書、又は手帳等を所持していなくても、教育委員会、医師、児童相談所、発達障害者支援センター等公的機関の意見等により同等の障害を有すると認められるお子さんは、お気軽に支援員にお声かけください。
17.苦情について
学童クラブ利用に際し苦情がある場合は、苦情受付担当者、保護者会相談役、第三者委員へ相談することができます。担当者、連絡先は各学童へ掲示しています。
中城村のひとり親家庭・非課税世帯学童クラブ利用料助成事業の案内
R5年度より対象者、証明書類が変更されています。詳細は直接学童クラブまでお問合せください
●交付決定までの流れ
保護者から提出された同意書、証明書等を添えて、学童クラブから村へ交付申請書を提出し、村から学童クラブへ交付決定が通知されます。
●交付方法
学童クラブは児童一人当たり半額(月額5000円を上限)に減免した利用料を保護者に対し請求し、減免分の利用料を村へ請求します。対象保護者は助成され減免された利用料を支払うだけで済みますので手続きが簡潔になりました。